これからは英語の時代 病院でも必要になりつつある世界共通言語

どの職場でも身につけておきたい

職場の業種や部署によって、英語を活かせるシチュエーションは異なります。たとえば、受付であれば外国人の来客があった場合、身につけた語学力を活かして案内できるでしょう。また、営業関係であっても、取引先の担当者が外国人だった場合には、商談をはじめとしたコミュニケーションで英語を必要とします。
日本に滞在している外国人の中には、外資系企業で働いていることも少なくありません。取引先が外資系なら、外国人にあたる確率は高いです。受付や営業ではないから英語を使うシチュエーションはないと考える人もいますが、事務担当者は取引先の担当者から電話を受けることがよくあります。担当者が外国人だった場合、英語での応対が必要となるため、ビジネス英語を学んでおいたほうがいいでしょう。

専門的に英語を使う職業としては、通訳のほかに、翻訳家や日本語教師、英会話スクールの講師などが挙げられます。これらの職業の場合、いつでも英語を使わなければならず、高い語学力が必要です。日本国内であっても、通訳案内士は英語ができたほうがいいといわれていますが、ツアーコンダクターなども必須スキルといえるでしょう。
さらに、ホテルや空港はもちろんとして、医療や福祉といった意外なところでも英語を使うシチュエーションが増えてきています。来日する外国人が増えているからであり、それぞれのシチュエーションに応じたやり取りをマスターしておくことが重要です。